道路と線路
- 道路のカテゴリー
- Sidewalks(側道)
- Parking lanes(駐車レーン)
- Bus lane(バス専用道)
- Paved Median(中央分離帯)
- ヒント集
- 線路の敷設
- 線路設置上の注意(平面編)
- 一般的な注意事項
- 4列の線路について
- 線路設置上の注意(垂直面編)
- 地下鉄を作る際の注意
- 高架を作る際の注意
- その他の注意
道路のカテゴリー
名称 | 方向 | Bus/Trolly | Tram | 駐車レーン | バス専用道 | 中央分離帯 | 狭い路肩 | 狭い側道 | 広い側道 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Regular Road(街路) | 対向 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
One-Way Road(一方通行) | 一通 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
Avenue(大通り) | 対向 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Expressway(高速) | 一通 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
Pedestrian Street(歩道) | 対向 | ○ | ○ | ○ | |||||
Metro Track(線路) | 対向/一通 | ○ |
Sidewalks(側道)
これがある道路の横には、建物が自動で生成する。
Parking lanes(駐車レーン)
路上駐車が可能になる。バスやトロリーの停車が原因の、渋滞を防ぐ。
Bus lane(バス専用道)
バス、トロリー、トラムのみが通れる道路。実質一車線減になる。
Paved Median(中央分離帯)
トラムの線路、停車場を設置できる。歩行者も、これに沿って移動できる。
ヒント集
- トラムの線路は、中央分離帯上に設置できる
- トラムはメトロの線路上も走れる。
- バスは車線変更できるので、他の車両(トロリー、トラム)を追い越す事が出来る。
- 長い道路を途中まで取り壊したい場合、一度交差点を作って道路を断片化(Segmentation)すると、狙った所まで取り壊せる。
- 道路の通行区分は交差点またはそれを削除して出来た区切りまで有効(=セグメントごと)、なので渋滞解消やバスレーンを運用する際には通行区分+区切りを意識するのも効果的。
線路の敷設
- 先述したように、メトロの線路は道路と並走して設置できない為、街中を通す場合は、高架、ないし地下鉄での設置になります。
- 設置費用は高架>地下ですし、路線の設計自由度も(ビルを壊さないようにすると)地下の方が自由が利きます。
線路設置上の注意(平面編)
- メトロの路線は、道路と比べて設置上の制限がきついため、曲げたり交差したりといった場所には注意が必要です。
- 例えば上図は何気なく設置したメトロの鉄道です。通常の道路であれば、全線問題なく流れますが、メトロの線路の場合、きちんとレールが接続されているかどうかを確認する必要があります。
- ①:90°に近い角度で他の路線に接続する場合、レールが接続されないので、メトロは運行できません。
- ②:90°以上の角度で線路を曲げた場合、セグメント化が起こるのでレールが接続されません。ただしこの場合、レールがない部分をブルドーザーツールで処理すると、セグメント化が解除されてレールが繋がります。
- ③:鋭角で他の路線に接続した場合、レールは接続されるので運行はされますが、指向性があり曲がれる方向と、曲がれない方向が出てきます。T字路を作る為には、もう一本上に向かう為の鋭角な線路を作る必要があります。
一般的な注意事項
- 路線を作る時に線路は繋がっているのに停留所を追加できないケースでは、たいていセグメント化が起こって(線路は繋がっているように見えても)レールが繋がっていないか、レールの方向が逆で曲がれないかのどちらかです。その際は、注意深くレールが繋がっているかどうかを確認しましょう。
4列の線路について
- 4列線路は少々取扱が難しい(線路接続の規則性に癖がある)ので説明を。
- 分岐の手間を考慮すると、2列の線路を2段重ねにする方が楽(多少コストは上がるが、多少である)
■直列に4列と2列を接続
- 通常はこの接続を使用。快速駅を2列区間に、鈍行駅を4列区間に設置する。
■1列一方通行路線の接続(乗入)
- 外側・内側どちらのレーンにも接続できる。内側のレーンを走らせる場合、経由地(Waypoint)を使用して、路線を設定する必要がある。
■1列一方通行路線の接続(分岐)
- 分岐する場合、進行方向に対して左側に分岐する場合は内側のレーン、右側に分岐する場合は外側のレーンからのみ分岐できる。
- 左に外側のレーンを分岐させたい場合、一旦右側に出してから立体交差で左方向に曲げなおさなければいけない。
■2列一方通行路線の接続(乗入)
- 右のレーン(停留所を設置できる側)は外のレーンに、左のレーンは内のレーンのみに接続できる。その為、乗り入れ時にレーンの選択はできない。
■2列一方通行路線の接続(分岐)
- 分岐する場合、進行方向に対して左側に分岐する場合は内側のレーン、右側に分岐する場合は外側のレーンからのみ分岐できる。
- 左に外側のレーンを分岐させたい場合、一旦右側に出してから立体交差で左方向に曲げなおさなければいけない。
■備考
- 2列両方向線路、4列両方向線路についての分岐・乗り入れについては、一方通行の組み合わせを考えればよい(①&③、⑥&⑧など)
線路設置上の注意(垂直面編)
- 8mの高低差(Pageup、PageDownを2回押す高さに相当)があると、道路同士を立体で交差させる事が可能です。
- 理論上、下図のように、地下含めて最大15段の立体交差が可能です。ただし、実際は基準面となる地表面の道路が地形の凹凸を拾ってしまう事や、ハンドリングの問題などがあり、4~5段ぐらいが実用的な所かと思います。
- 道路の高低は4m単位でしか調整できませんが、道路同士の接続可否判定は1~2m単位で行われます。その為、地形のせいで、どうやっても接続できないポイントが出てくる場合があります。その際は諦めて、違う場所で接続するようにしましょう。
地下鉄を作る際の注意
- 地下に線路を作る場合はアンダーグラウンドビュー(「U」キーを押す)を使用します。
- 大通りの下に、ギリギリの高低差で線路を設置してしまうと、停留所をおけなかったり、取り壊しもままならなかったりします。地下鉄の路線は、地上の道路とはすこしずらした位置に作りましょう。
高架を作る際の注意
- 建物を壊さずに都市部に線路を作る場合、大通り等の上を通す事になります。
- ギリギリの高低差で設置する場合、後から下の道路にトロリー線などを設置できなくなる場合がありますので注意しましょう。
その他の注意
- 駅の車庫は、地下鉄用のもの(Basic/Large underground metro depot)の方がメンテ対応可能台数が多いです。高架で走らせる場合でも、出入り口だけ地下に埋設すれば良いので、過密ダイヤを組みたい場合は、こちらを第一の選択肢にしましょう。
- とにかく線路の設置は慣れが必要です。サンドボックスモードで練習を積んでから、シナリオモードに臨みましょう。
- マップエディタを使用すると、最大8路線の線路を敷設することが可能です。が、使い道はよくわかりません。分岐にもクセがあり、かなり使いどころは難しいかと。
- 最終更新:2014-01-28 22:44:19